医薬翻訳

ASCAの長年の経験を活かし、医薬品・医療機器の研究開発から申請、市販後、マーケティング、論文、IR、法務、IT関連など、多岐にわたるライフサイエンス分野で発生する文書の翻訳を中心にお客様のニーズに応えます。
医学・医薬に特化することで専門性を高めるだけでなく、AIを取り入れ、精度を維持しながらスピード化を実現したASCAのサービスをお試しください。

言語

英語、日本語、中国などのアジア言語、欧州言語

領域

  • がん
  • 感染・ワクチン
  • 呼吸器
  • 内分泌・代謝
  • 精神
  • 骨・関節
  • 耳鼻
  • 血液
  • 産・婦人
  • 放射線
  • ゲノム関連
  • 試薬
  • 炎症・免疫
  • 循環器
  • 消化器
  • 脳・神経
  • 腎・泌尿器
  • 皮膚
  • 東洋医学・代替補完医療
  • 再生医療
  • 動物関連
  • 医療機器

対応文書

医学・医薬に関係するあらゆる文書の翻訳に対応します。
是非ともお試しください。

基礎研究・非臨床分野
報告書(薬効薬理試験、薬物動態試験、毒性試験、安全性試験)
臨床分野
治験薬概要書(IB)、治験実施計画書(Protocol)、治験総括報告書(CSR)、同意説明書(ICF)、症例報告書(CRF)、統計解析計画書(SAP)、機構相談資料、治験実施契約書、統一書式、各種マニュアル(Pharmacy manual、CRF instructionほか)
製剤開発
試験報告書(規格・品質、安定性、製造、分析法バリデーション)、SOP・マニュアル、GMP監査報告書、GMP/GQP関連文書・試験報告書、製造指図書、製造記録
製造販売承認申請
CTD、STED、照会事項・回答、IND申請資料、DMF
安全性情報
副作用報告書、CIOMS、医薬品安全性情報報告書、DSUR、安全性定期報告
製造販売後
製造販売後(市販後)調査、再審査・再評価申請資料、添付文書、製品情報概要、インタビューフォーム、適正使用ガイド、医薬品リスク管理計画書(RMP)、特定使用成績調査関連、患者/家族向け冊子
学術・学問・研究文書
論文、学会発表、学会速報、ガイドライン、医学書、科学書、医薬記事雑誌
法令・ガイドライン・通知
薬局方(JP、USP、EP)関連資料、法令、省令、通知、GxP等各種ガイドライン、治療・診療ガイドライン、各国薬事法令、医薬特許明細書、各種契約書、訴訟関連
マーケティング
座談会記事、製品カタログ、Webコンテンツ
ビジネス文書
財務・IR・広報関連:コーポレート(CSR、IR、年次報告書、財務諸表)、プレスリリース、社内報、法務・人事関連:定款、契約書、訴訟資料、社内規則

翻訳プロセス

ASCAでは、専門的なバックグラウンドを有する翻訳者やリンギスト(チェッカー)の"人"の力と、翻訳支援ツールや独自開発のプログラムなど"ツール"の力をハイブリッドで活用することで、安定した品質を提供しています。

1お引き合い~見積提出
お客様ニーズを徹底的にヒアリング
お客様企業担当のプロジェクトマネージャーが、納期、金額、仕上げの精度などをヒアリングします。お客様とゴールを共有した上で、最適な業務プロセスを組み立てます。
2準備
スタイルガイドやテンプレート、TM、用語集、参考資料の準備
プロジェクトごともしくはお客様ごとに参考資料を準備。お客様指定のスタイルガイドや用語集、テンプレートがあればご提供ください。専用の用語集やTM(Translation Memory)を作成することも可能です。
3翻訳
最適な翻訳者およびリンギストのアサインと綿密なコミュニケーション
文書に応じて最適な翻訳者を選定し、案件の背景の説明や会議の設定など、十分なコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めます。翻訳支援ツールも利用し、参考資料との重複部分を一致させ、用語や表現を統一します。
4ネイティブチェック(英訳の場合)
専門知識を有するプルーフリーダーが、内容や要求に合わせて英文のブラッシュアップを図ります。
5レイアウト(必要な場合)
レイアウト専任スタッフが、テンプレートに合わせる、または図表やスタイルなども調整します。
6チェック
リンギストによるチェックおよびQAツールの活用
翻訳後、リンギストがチェックシートの項目に沿って確認します。
数値や単位などについては、独自開発のQAツールやマクロを使いダブルチェックをすることで、人が見落としがちなミスを防ぎます。
7納品
セキュアなファイル授受システムを使用し、納品します。お客様指定のシステムやポータルサイトも利用可能です。
8フィードバック
お客様からいただいたフィードバックを元に用語集などデータベースを更新。継続案件の品質向上につなげています。
*上記のプロセスはASCAの標準的なプロセスです。お客様のニーズに合わせ最適化したプロセスで翻訳をご提供いたします。

ASCAの翻訳者とは?

高品質な翻訳を提供し続ける秘訣は優れた翻訳者の確保にあります。ASCAの翻訳者は合格率5%の厳しいトライアルを経て登録され、その半数以上が、医学・薬学、工学などのバックグラウンドを持ち、トップ20の翻訳者の約60%は、化学、バイオなどの専門的な知識も有します。
(2022年3月現在)

採用から育成、評価とフィードバック、
専門教育の機会提供についてはこちら

翻訳支援ツールとAI翻訳の活用

翻訳支援ツールを使うことで、翻訳文、参考資料との重複箇所を抜き出し、翻訳分のブレを防ぐだけでなく、用語集を作成することで、用語の不一致も防ぎます。翻訳支援ツールによる重複箇所以外に関しては、ASCAオリジナルのAI翻訳を使うことが可能です。オリジナルのエンジンは医学・医薬特化型であり、セキュアなシステムで、大量の文書のスピード化に効力を発揮します。

事例紹介

お客様の"困った"にASCAのAIとナレッジが対応。ご予算、スピードにお応えするための事例を一部紹介します。

  • 同意説明文書(ICF)の英訳(海外報告用)
  • CIOMSの英訳(海外報告用)
  • CTD M2~M5の英訳(海外申請用)

事例紹介はこちら

よくある質問

Q:翻訳料金はどのように決まるのでしょうか?

A:内容や言語、量によって異なります。基本的にはオリジナル原稿の文字数/単語数×単価で算出します。

Q:依頼の際にはどのような情報が必要ですか?

A:用途、読者、目的、レイアウトの要不要、参考資料の有無、ご希望の納期、ご希望の納品形態をお知らせください。

Q:どんな人が翻訳、英文校正をするのですか?

A:薬学部や理学部、農学部等の理系出身者が全体の半数以上を占めます。合格率5%の厳しいトライアルを突破した者が翻訳し、理系のバックグラウンドも持つネイティブスピーカーが英文校正を行います。

Q:翻訳者・英文校正者を指名することは可能ですか?

A:可能です。スケジュール調整の都合上、事前にご依頼いただければより確実です。

Q:治験実施計画書1本の英日翻訳の場合、どのくらいの期間で納品いただけるのでしょうか?

A:分量によって異なりますが、1ヵ月程度の納期が目安です。有用な参考資料があれば、翻訳支援ツール(CAT)や機械翻訳(MT)などを組み合わせることにより大幅に短縮することも可能です。

Q:納品後、翻訳文/英文校正文の手直しをしてもらいたいのですが可能ですか?

A:もちろん可能です。用語などの不備等がありましたら、早急に訂正させていただきます。手直し費用は基本的には発生しませんが、お客様の方でオリジナル原稿に修正や追加をされる場合には別途費用が発生することがあります。

Q:依頼した文書は機械翻訳(MT)で処理されるのでしょうか?

A:内容にもよりますが、作業の効率化のために、弊社のエンジンで出力した機械翻訳文を参考訳で使います。医薬に特化した機械翻訳のエンジンはセキュアであり、ASCAのオリジナルシステムです。あくまでも品質向上と納期短縮のために使います。

Q:大量の文書を短納期、低予算で仕上げてほしい場合、相談には乗ってもらえますか?

A:程度にもよりますが、機械翻訳(MT)、翻訳支援ツール(CAT)など、さまざまな方法を取り入れることで、仕様に沿った仕上げを可能にします。ご相談ください。

Q:翻訳証明書・英文校正証明書の発行は可能ですか?

A:可能です。ご希望のフォーマットがありましたら、発注時にお申し付けください。

Q:ファイルが大きくてメールで送ることが困難です。

A:弊社で用意するオンラインストレージサービスをお使いください。担当よりご利用方法をご案内いたします。

Q:指定のテンプレートを使っていただくことは可能ですか?

A:可能です。テンプレートによってはレイアウト料金に影響することがありますのでご相談ください。

Q:手書きの原稿ですが、対応可能ですか?

A:可能ですが、納期や費用に影響が出る場合があります。

Q:やわらかい文章に仕上げてほしいのですが、対応は可能ですか?

A:可能です。参考になる資料などをお示しいただくとよりスムーズです。クリエイティブ、またはマーケティング的な要素を加える場合、度合いによっては追加料金をいただくことがあります。

Q:社内翻訳した文書をチェックしていただくことは可能ですか?

A:可能ですが、内容や仕上げ、納期によっては対応できない場合もあります。ご相談ください。

Q:社内に導入している機械翻訳(MT)エンジンで出力した文書のポストエディット(PE)はお願いできますか?

A:基本的にはお断りしていますが、PEの要求項目が明確な場合には対応が可能な場合もあります。通常は翻訳としてお引き受けし、参考訳で使わせていただきます。

Q:翻訳後の社内レビューの取りまとめをお願いできますか?

A:対応可能です。適切なプロセスを提案させていただきます。

Q:用語集、翻訳メモリ(TM)の作成をお願いすることは可能ですか?

A:可能です。用途などを事前に相談させてください。

Q:トライアルを無料で依頼することは可能ですか?

A:可能です。400文字/200単語程度の分量までは無料で対応させていただいています。

Q:こちらが指定した翻訳支援(CAT)ツールを使ってもらうことは可能ですか?

A:可能です。Memsource、Tradosなどに対応しています。その他はご相談ください。

Q:急ぐ場合、分納は可能ですか?

A:可能です。ただし、用語、表現など、最終納品時に変わることもあるので、ドラフトであることはご了承ください。

Q:指定したファイル形式やバージョンで対応してくれますか?

A:ほとんどのソフトに対応します。Microsoft系(Word、Excel、PowerPointなど)、Adobe系(InDesign、Illustratorなど)、翻訳支援ツール(Trados、XLIFF形式)など。ただしバージョン違いなど、一部対応できないソフトもありますので、ご相談ください。