ASCAの未来は「リボーン(reborn)」から
1995年の設立以来、私たちの会社は「命に感謝し、社会に貢献する」をモットーに、皆様からの変わらぬご支援を頂きながら、今年で30年目を迎えることができました。ここに改めて感謝の意を表明させていただきます。
医薬に特化した専門性の高いサービスを提供しようと会社を設立した年に「Microsoft Windows 95」が登場し、インターネットが普及。これにより、社会や仕事のスタイルが大きく変化しました。2000年代に入ると、データ解析技術の進歩とともに、ゲノム解析など、世界中の基礎研究と医療技術が飛躍的に進展。まさに新しい科学界の幕開けだったわけです。
2006年に「Google翻訳」が登場し、2016年頃にニューラルネットワークが導入されたことで機械翻訳精度が大幅に向上しました。この技術を活用し、ASCAは2020年に医薬特化型エンジンを完成させ、業務効率を改善しました。そして2023年の「ChatGPT」の登場は、仕事のスタイルを変えるだけでなく、新薬開発の効率化、さらには私たちの翻訳やライティングサービスに大きなインパクトを与えました。
そして未来、そんなAIの進化を私たちの武器にするため、私たちのサービスに様々な技術を積極的に取り入れていきます。不可能を可能にするため、また翻訳やライティング以外の新しいサービスも展開するつもりです。
ASCAの経営理念は、サービスを通じ、世界中の人々の生命と健康を守ることに貢献することであり、ビジョンは「AIを取り入れ、ライフサイエンス分野におけるTotal Solution Provider No. 1を目指す」ことです。この理念とビジョンに立ち戻り、翻訳やライティングサービスを提供するだけでなく、困りごとを解決するソリューション企業に生まれ変わります。ASCAが目指すのは「リボーン(reborn)」です。
ASCAには長年経験を積んできた素晴らしいパートナーと、日々研鑽を重ねる社員がいます。一日でも早く新薬を届けるために、医療技術を含む科学の進歩のためにASCAは何ができるのか。
AIを効果的に活用し、人の力と融合させることで、ライフサイエンス分野における様々な研究開発や応用をサポートするために、サービスの質と技術を磨き続け、進化し続けます。
ASCAのリボーンにご期待ください。
ありがとう30年、未来によろしく。
今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2024年12月 代表取締役 石岡 映子
講演
AIと翻訳の融合
関西大学外国語学部 阪本 章子 ×
アスカコーポレーション 佐藤 直人
阪本 章子関西大学外国語学部教授
佐藤 直人株式会社アスカコーポレーション
ソリューション統括 執行役員
VOICE
業界を支える仲間たち業界第一線で活動する翻訳者・ライターの方々にAIの活用についてお話いただきました。
翻訳とAIASCAパートナー(登録翻訳者)のAIとの向き合い方を紹介します。
ASCA30周年記念イベント30周年を記念して、10月に翻訳祭@金沢に全社員参加、12月に水族館貸し切り忘年会を開催しました。
30年の歴史の中で育まれた知識と経験を重ねASCAがまた次の未来に向けてよりご愛顧いただけるよう
AIKOが羽ばたいて架け橋を渡っていくようなイメージをロゴにしました。
AIKOは、文法を理解できる鳥として近年話題の「シジュウカラ」がモチーフです。
「言葉」と深く関わり、「言語」でコミュニケーションを育んでいく
ここから重ねる年月を、より良くより深く言葉で医療の世界を支えていく。
そんな思いを込めています。