Prize winner uncovers the link between the microbiome, metabolites and neurodegeneration

Noster株式会社が、世界的に権威のある学術誌"Science "を発行する米国科学振興協会と設立した"NOSTER & Science Microbiome Prize"の受賞者が決定しました。昨年に続き、腸内菌叢分野の若手研究者を支援する為に、日本企業Noster社とScienceが共同で設立したこの賞の第2回目受賞者が発表されました。グランプリには腸内菌叢とアルツハイマー病や筋萎縮性側索硬化症などの神経変異性疾患との関連を研究する、スタンフォード大学のEran Blacher博士が選出されました。近年様々な疾患と腸内菌叢との関係が解明されつつあり、今後の当該分野研究の発展と、腸内細菌を利用した創薬への期待が高まっています。

EurekAlertでも紹介：
受賞者は、マイクロバイオームと代謝産物と神経変性の関係を明らかにした

NOSTER & Science Microbiome Prizeについて

すべての人間は、何兆もの微生物に包まれ、過去10年間の研究により、人類の健康促進に役立つ微生物との関係の本質が解明されました。ゲノミクスとバイオインフォマティクスの技術的進歩により、マイクロバイオームの研究が開花し、炎症、癌、肥満、および人間を襲う他の多くの慢性非感染性疾患においてマイクロバイオームが果たす基本的な役割について、多くの発見がなされています。NOSTER Science Microbiome Prizeは、微生物の機能的属性に取り組んでいる若い研究者による革新的な研究に報いるために設立されました。この成長分野は、人類の健康促進につながる、代謝、免疫に関する様々な問題解明に役立つことを約束します。

Noster株式会社

NOSTER & Science Microbiome Prize受賞者決定