- 2018.12.07
- Science
Science(11月30日号)Comment from Japanese authors
Science, 30 November 2018 (Volume 362, Issue 6418)
http://science.sciencemag.org/content/362/6418.toc
Comment from Japanese authors
Science(11月30日号)に掲載された日本人著者の方よりコメントをいただいております。
Pathogen blockade of TAK1 triggers caspase-8-dependent cleavage of gasdermin D and cell death
病原菌によるTAK1の阻害はカスペース8依存的なガスダーミンDの切断を引き起こし細胞死を誘導する
細胞が自殺するというイベントは、細胞内寄生病原菌に対抗する生体防御システムであり、寄生病原菌を宿主細胞外へと放出すると同時に炎症反応を誘導します。今回の研究では、エルシニア属菌感染によって宿主自然免疫細胞内で起動される、精巧かつユニークにプログラムされた炎症性細胞死メカニズムを見出しました。
(Department of Physiological Chemistry, Genentech, South San Francisco, CA 94080, USA. 榧垣 伸彦 様)
http://science.sciencemag.org/content/362/6418/1064