コラム

  • 2021.12.28
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AIKO SciLingualのキャラクターは「シジュウカラ」

ASCAが医学・医薬特化型AI翻訳プラットフォーム、AIKO SciLingualを11月にリリースしたが、社員公募により、ようやくそのキャラクターが決まった。

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文法のルールを当てはめることで、初めて聞いた文章(鳴き声の組み合わせ)であっても正しく理解できる鳥「シジュウカラ」がモデルである。シジュウカラは文法を操るのだ。

シジュウカラは、初めて聞いた文章でも文法構造を正しく認識し、単語から派生する文意を理解する能力をもつらしい。ヒトは文法を用いて新しい文章や多言語が混在した文章からでも意味を理解することができるが、この能力がヒト以外の動物で初めて確認された。

この研究は、京都大学生態学研究センターの鈴木俊貴先生とそのチームが発表。2017年7月28日、米国の学術誌「Current Biology」にオンライン掲載にされた。

本成果は、動物のコミュニケーション能力の柔軟性を明らかにしただけでなく、ヒトの言語の起源や進化に迫る上でも重要な発見だという。

シジュウカラが音を聞き分け、使い分ける能力は、まさに翻訳に必要な能力である。伝えるにはどういった単語(鳴き声)を使うのか、使い分けるのか、鳥たちがそんなことを木の上でコミュニケーションしているとしたら興味深い。

以下のサイトを参考にしてほしい。

サイエンス ZERO:鳥の言葉は面白い!小鳥たちが単語も文法も操ることを世界初証明 蛇はジャージャー、カラスはピーツピ!?あなたも聞き分けられるようになる!| NHK:https://www.youtube.com/watch?v=BtpAxult4pk

鳥たちの言葉は種を越える シジュウカラの鳴き声コミュニケーション|Science Portal動画ニュース(2021年9月13日配信)https://www.youtube.com/watch?v=hMHKmn3hoeU

AIKO SciLinigualがどのように翻訳し分けるのか、是非とも一度試してみてほしい。https://www.asca-co.com/lp/

ちなみに、1月から「シジュウカラ」というTVドラマが始まる。鳥とは全く関係なく、40歳から、という意味。実は、キャラクター発案者の社員は40歳、その他も40代の社員がASCAの重要な戦力である。シジュウカラにはいろんな意味と期待が込められている。来年はこのシジュウカラにこうご期待。

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