- 2021.04.18
- コラム
祈り~サムシンググレート:村上先生追悼
筑波大学名誉教授村上和雄先生が4月15日にお亡くなりになった。追悼として、4月18日(日)まで村上映画「祈り~サムシンググレートとの対話」が追悼公開で無料配信されている。Earth Revival Project、 Office Tetsu Shiratori地球蘇生プロジェクトの中、テーマは「祈り」。
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まもなく18日は終わるが、本やサイトにも村上先生についてはたくさん紹介されている。先生が生涯かけて向き合われた"something great"こそが、今、私たち、世界を救うメッセージだと考えさせられた。
ASCA20周年、東京八芳園に翻訳者やクライアントをお招きした。その時の記念公演をいただいたのが村上先生である。
笑いが遺伝子のスイッチをオンにする、というレクチャーだったが、控室で初めてお会いした時にも私たちは笑いの虜になってしまった。ただのダジャレでなく、不思議なほどに皆を元気にしてくださった。笑う門には福来る、を科学で説明される方である。
人間には持って生まれた能力の差があるというが、実は天才でも普通の人でも、遺伝子の持っている三十億の遺伝子情報は、誰しも同じ。能力の差とはその中の遺伝子がオンになっているか、オフになっているかの差に過ぎない、なのだと。
書物も多いし、びっくりするようなエピゾードは数え切れない。
「祈る」ことが多くのことを救う。
コロナ禍のこんな時代だから、先生のメッセージが心に沁みる。
先生のやんちゃ気な話しぶりが好きだった。 お葬式でなく、追悼の映画で。先生らしい。
大好きな村上先生の冥福を心より祈りたい。