コラム

  • 2020.04.14
  • コラム

ASCA 26年目、世界中の人々の命や健康を救う

社長ブログ更新しました。

今日は会社の設立記念日、26年目を迎える。
昨年はホノルルでハーフマラソンに挑戦し、還暦ランを楽しんだ。なのに今年は新型ウイルスの世界中蔓延で、祝うどころか、日々の重いニュースに心を痛める毎日である。

もともと翻訳者さんやチェッカーさんたちは在宅で仕事しているし、クライアントもほぼ在宅、ASCAの社員も在宅勤務に切り替え頑張ってくれている。昨年の在宅勤務を可能にするインフラ導入が今回役立った。慣れない仕事環境のストレスはあるものの、仕事を続けられるだけでもありがたいと思う。

2月の終わりからずっと、イベントの延期や働き方の対応に追われている。新入社員の受け入れや、研修など、初めてのことばかりである。誰もが経験したことのない恐怖におびえ、経済維持とのはざまで、皆が必死に戦っている。

何より、医療現場の大変さは想像に絶する。ワクチンも治療薬もない中で、ひたすら目の前の患者さんたちの命を救うために医療従事者の方々は日々懸命な努力をされている。専門家の方々の、瞬時、適宜な判断にも頭が下がる。これほど医療が社会生活に大きな意味を持っていると感じたことはない。新薬開発、unmet medical needsの重要さ、この仕事の価値を25年たって初めて認識した気がする。ASCAミッション通り、私たちの翻訳やライティングを通じて、世界中の人々の健康と命を救う、のだ。
この仕事をやってきてよかった、と心から誇る。仕事にも、クライアントさんにも、翻訳者さん、チェッカーさん、もちろん社員皆に感謝したい。

今年の春は冷える日が多く、いまだ家の桜の花が少し残っている。コロナで冷えた心の癒しである。来年は多くの人にこの見事な桜を見てもらいたい。
26年目のASCAもよろしく。

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