コラム

  • 2019.06.21
  • コラム

社長ブログ更新: 第1回JTF関西セミナー 翻訳をアップデートせよ

7月11日木曜日、大阪大学中之島センターで2019年第1回JTF関西セミナーが開催される。タイトルは「翻訳をアップデートせよ〜AI時代の翻訳力を理論と実践で考える〜」、講師は山田優先生(関西大学外国語学部教授)、企業翻訳者、フリー翻訳者、翻訳会社の経営、CAT活用、PMも経験されたマルチな研究者である。その山田先生に、翻訳の未来について提言いただく。

まず、近未来、10年先の「翻訳」が、どうなっていくのか。
国際標準(ISO)や欧州翻訳大学院修士(EMT)などの考え方を参照にしながら、日本国内の翻訳業界、教育、実践についてお話しくださるそうだ。

後半は実践編、正しいと思われるMTの活用とTMとの共存について、その可能性と具体例の紹介をいただく。当然、プリエディット、ポストエディットの重要性についても。

翻訳の工程が変わっていくのだから、翻訳会社はプロセス管理や発注も変える必要があるわけで、場合によってはクライアントの発注が変わることも視野に置く必要もあるだろう。

プロ翻訳者にとっても、培ってきた知識、経験、スキルを前提に、今後、さらなるバージョンアップを図るきっかけになるはずである。

翻訳者、翻訳会社、クライアントなど、皆で考えるワークも予定されている。
こんな機会も少ない。聴講するだけでなく、自分も考え、意見交換することでサービスの向上につながるはずである。

翻訳が大好きで、歌って踊れる、こんな面白い研究者は山田先生くらい?先生と一緒に翻訳の近未来を考えたい。

0621_Shachoblog.png

社長ブログの詳細こちらへ https://asca-co.tumblr.com/

ページの先頭へ