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  • 2000.01.01
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動物を飼っている場合(COVID-19)

CDCウェブサイトの原文はこちらから

動物とコロナウイルス感染症2019(COVID-19)

キーポイント

  • コロナウイルスには多くの種類があります。人に病気を引き起こすものもあれば、ある種の動物に病気を引き起こすものもあります。
  • まれですが、動物に感染するコロナウイルスが人に感染する可能性があります。
  • コロナウイルス感染症2019(COVID-19)の現在の大流行の正確な発生源はわかっていません。
  • ペットなどの愛玩動物が、COVID-19を拡散できるという証拠はありません。
  • また、輸入動物や輸入畜産物が、2019年の新しいコロナウイルスを米国で拡散させるリスクを及ぼしていることを示す証拠もありません。
  • コロナウイルスには多くの種類があります。人に風邪のような病気を引き起こすものもあれば、牛、ラクダ、コウモリなどの特定の種類の動物に病気を引き起こすものもあります。イヌおよびネココロナウイルスなどの一部のコロナウイルスは、動物にのみ感染し、ヒトには感染しません。

人へのリスク

生きた動物および畜産物の米国への輸入規制については、米国疾病対策予防センター(CDC)、米国農務省(USDA)、および米国魚類野生生物局(FWS)が、別々ながらも補完的な役割を果たしています 。 CDCは、ヒトの健康を脅かす動物および畜産物を規制しています。USDAは、農業にとって脅威となる動物および畜産物を規制しています。 FWSは、人間の健康と福祉、農業、園芸、林業の利益、および野生生物資源の福祉と生存に害を及ぼす可能性のある、絶滅危惧種および野生生物の輸入を規制しています。
まれですが、動物に感染するコロナウイルスの中には、人に感染してから人々の間に拡散できるようになったものもあります。動物を起源として人に拡散するコロナウイルスが引き起こす疾患の例には、重症急性呼吸器症候群(SARS)および中東呼吸器症候群(MERS)があります。現在のCOVID-19の大流行の原因となったウイルスでも同じことが起こっている疑いがあります。しかし、このウイルスの正確な感染源はわかっていません。公衆衛生当局および関連機関が、COVID-19の感染源の特定に努めています。最初の感染症は生きた動物の市場に関連していましたが、現在ではウイルスは人から人へと広がっています。 COVID-19を引き起こすコロナウイルスは、SARSを引き起こすウイルスに最も類似しています。

現時点では、ペットなどの愛玩動物がCOVID-19を拡散させる可能性や、米国で感染源となる可能性があるという証拠はありません。

輸入動物および輸入畜産物によるリスク

CDCは、輸入動物または輸入畜産物がCOVID-19を米国で拡散させるリスクがあることを示す証拠を得ていません。

動物の周辺で健康を維持する方法

米国では、現時点において、ペット、家畜、野生生物などの動物がCOVID-19の感染源である可能性を示す証拠はありません。しかし、すべての動物は病原体を運んで人を病気にする可能性があるため、ペットなどの動物の周辺では健康的な習慣を実践することが肝要です。

  • 動物、動物の餌や廃棄物、または動物用品の取り扱い後は、手洗いをしてください。
  • ペットと接した後は、適切な衛生管理と清掃を実践してください。
  • 定期的に動物病院を受診し、ペットの健康について質問がある場合は獣医師に相談してください。

詳細については、CDCの「Healthy Pets、Healthy People」ウェブサイトをご覧ください。

ペットへのリスク

CDCは、ペットなどの動物がCOVID-19に感染したという報告を受けていません。 COVID-19によって各種動物が影響を受けるかどうか、またどのように影響を受けるかを理解するには、さらなる研究が必要です。

飼い主が感染した場合にペットを守る方法

飼い主がCOVID-19に感染した(疑いがある、または確認されている)場合は、周囲の人との接触を避けるのと同様に、ペットなどの動物との接触を制限する必要があります。ペットなどの動物がCOVID-19に感染したという報告はありませんが、COVID-19に感染した人は、ウイルスに関する詳細な情報が得られるまで動物との接触を制限することが推奨されています。これは、飼い主と動物の両方が健康を維持するために有用です。

可能であれば、感染している間は、家族に動物の世話をしてもらいましょう。ペットを抱っこする、ペットにキスをするまたはなめられる、ペットと食べ物を分け合うなどの接触は避けてください。感染中にペットの世話をする、またはペットのそばにいる必要がある場合は、その前後に手洗いをしてください。詳細については、「罹患した場合はどうすればよいでしょうか」をご覧ください。

免責事項

このページはCDCウェブサイトに掲載された内容を日本語訳したものです。原コンテンツとの整合性を取ることを目指して作成しておりますが、正確な情報はCDCが提供する原文でご確認ください。

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